品切、ご容赦!
詩人は父親の仕事の都合で少女期を北海道の室蘭市立水族館の中で過ごした。隣の家は親友のカニクイザルの檻で、向こう隣りはトド池、突き当りはペンギンの水槽。エイもオオカミウオも電気ウナギも、誰もが少女を受け入れ、仲間だった。「世界の終わりの日」が来るのなら、あの故郷にもう一度帰りたい。
『バリンプセスト』(第47回横浜詩人会賞)、『黄色い木馬/レタス』(第51回北海道新聞文学賞佳作)に続く、望郷の想いと孤独の傷みに満ちた待望の第三詩集。
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