「ファントム」8号刊行しました!

詩誌「ファントム」8号(為平澪発行・ファントム編集室)が刊行されました。作品を鎌田尚美、雨澤佑太郎、為平澪、一色真理、エッセイは70年代論を寮美千子、先頃急逝したたなかあきみつ追悼を一色真理が執筆。頒価1000円、送料210円。ご希望の方は当サイトのお問い合わせフォームから「ファントム」希望と書いてお申し込みください。郵便振替用紙同封で郵送します。

モノクローム・プロジェクトの詩集は当サイトのお問い合わせフォームからお求めください

モノクローム・プロジェクトの詩集及び詩誌「ファントム」(バックナンバー含む)は当サイトの「お問い合わせ・お見積り」フォームから直接お求めいただけます。詩集名、詩誌号数と共に「購入希望」とお書きいただければ、郵便振替番号を印刷した振替用紙と共に送料版元負担で直ちに郵送します。詩集・詩誌が届いてから、振替用紙に記入して郵便局から代金は後払いでオーケー。送料無料で後払いの、便利でお得なモノプロネット販売をぜひご利用ください。

最新刊 守野碧泉詩集『せせらぐ砂』発売!

モノクローム・プロジェクトの31冊目の詩集として、守野碧泉詩集『せせらぐ砂』が四月二日発売となりました。発売元:らんか社。定価1100円+税。

詩と論理と記憶と属性から脱した個として眺めること。無機と有機の融合を通じ情念を異質な思路まで疎通させようと試みた著者第一詩集。

Amazonでのご注文はこちらから。

Amazon.co.jp: せせらぐ砂(ブックレット詩集31) : 守野 碧泉: 本

文学フリマ京都8に出展しました

 1月14日(日)に京都市勧業館「みやこめっせ」で開催された文学フリマ京都8に出展しました。ブースは「し-55」。モノクローム・プロジェクトは今回が二度目の参加でした。東京の文フリに比べて、広すぎず狭すぎずの快適な空間。東京では雑誌中心の売れ筋でしたが、京都では単行詩集中心で、それも一人で何冊も購入していかれる方が多かったのが印象的でした。

文学フリマ京都8 – 2024/1/14(日) | 文学フリマ (bunfree.net)

2024年明けましておめでとうございます

 能登の震災と津波、羽田の飛行機事故と、お正月早々暗いニュースが続きました。罹災地の皆様、事故の関係者の皆様には衷心よりお見舞い申し上げる次第です。

 そんな中、モノクローム・プロジェクトは早くも2nd.ステージ第一冊目(通算31冊目)の詩集を、4月刊行を目指して鋭意編集中です。近日中にご案内ができると思いますので、もうしばらくお待ちいただければ幸いです。

 今年もモノクローム・プロジェクトは羽ばたきます。どうぞご期待ください。

神谷光信さんを迎え、詩話会開催しました

 詩について語り合い、自分の詩を発表する場が欲しいと思いませんか。東京・池袋を会場に〈詩話会&合評会〉を開催します。第一部は「ユリイカ」掲載の「詩と思想」論がいま話題の神谷光信氏をゲストに、「詩と思想」黎明期からの歴史や、同誌が文学運動として目指すものについて語り合います。第二部はフリートークの合評会です。

 11 月12日(日)午後2時~5時、東京・池袋のスペイシー会議室で、文学研究者で作家の神谷光信氏と一色真理による対談「『詩と思想』文学運動体と商業誌のはざまで」が開催されました。

 神谷氏は雑誌「ユリイカ」の特集号「小田久郎と現代詩の時代」に、「『詩と思想』をめぐって――中心は二つ、あるいはそれ以上なくてはいけない」を寄稿。〈詩壇ジャーナリズムは中心が一つしかない円ではなく、中心の二つある楕円であるべきだ〉という高良留美子氏のかつての主張の中に、「詩と思想」のアイデンティティが存在すると指摘した神谷氏の論考に、いま大きな注目が寄せられています。この対談では、そうした神谷氏の綿密な文献調査の成果を踏まえながら、創刊以来50年の歴史と文学運動としての意義を、同誌元編集長・一色の記憶と対照しながら語り合いました。これまで外部からの検証の機会が少なかったテーマだけに、メモを取りながら熱心に聞き入る参加者の姿が印象的でした。